「伝えたいこと」をサラリと使いこなしてみたい!

英会話教室など、語学学校に通っても大概の人は続かないし身につかない。
それは英語という言語がわからないから、とは違うなと思って、今回のブログを書き始めますよ!

さてさて。今日は7月7日。多くの地方では七夕で、短冊に願いを書く日です(大分違う)。さて、部長の願いはと言うと・・・

今はこれです。いや、もちろん10億円の宝くじが10回位当たれとかそういうことは超絶ありますが、自分の人生自分でなんとかしようという自分への約束事を言葉にする、という意味だと思うのです。

言葉でうまく伝える、ということは日本語の文法を知る、ということでもあり、語彙を増やすことでもあるのですが何よりも「気持ち」を言葉に表す技術が大変に不足していると実感するのです。

現在自分が仕事としている「甲冑を作る、作り方を教える」という行為は甲冑好きや歴史好きの中では違和感なく存在する行為ですが、「なんでこれをやっているの?」と人に聞かれてとっさに出てくる言葉が実に少ない。
「えーと、武将が、伊達政宗が好きで」
「歴女ってやつだ」
「そうです」
「へー」
「・・・」
「・・・」
終了。
・・・・・・・・・・・。

せっかく興味を持って聞いてくれる人がいるのに、これはない!もたいなさすぎる!そもそもしげ部とは伊達成実推しから取った名前なのだから最初に発する言葉は「伊達成実」であるほうが断然いい。
「伊達成実が好きで」
「は?だれそれ」
「戦国武将の一人で一般に知られる機会は少ないけど、有名な人物で言えば伊達政宗、は、聞いたことある?」
「あ~、なんかある。アイパッチの人?」
「それそれ!そのアイパッチの1歳年下のいとこで政宗と仲良くしていたいとこがいてね」
「へ~」
相手に興味がなければここで終了してもよいが、さっきに比べれば断然情報量は増えた。アイパッチなどしていない!と、史実から指摘するのはこの段階では必要ない。会話の流れに任せたほうがいいだろう。

ではなぜ最初の会話は「伊達政宗」から始まってしまったのか。歴史を好きではない人でも知っていそうな名前からはじめたほうがいいのでは、という余計な一般的会話術(そんなものは存在していない。これも重要)が頭に住み着いているためだと思われるのです。

会話が上手な人とは別に、一緒にいて聞き入ってしまう喋りをする人は自分の好きなことを熱心に、かつ、上手で簡潔に語ることの出来る人だと部長は思うし、そうありたいと願うのです。

最初の疑問に戻ります。英会話の勉強が続かない人は英語ができないのではなく、普段から言いたいことが特にないからでは、と考えたのです。

英語のテキストではしばしば架空のファミリーが架空の1日を過ごすストーリーが登場するのですが、それになぞらえて「さあ、君の昨日の1日を言ってごらん?」と言われても別にいつもどおりで言いたいことなんて無いし・・・と思ってしまった経験があるのです。

I eat breakfast.
I go to my bed.

みたいな全く誰も興味を持たない言語しか出てこない。それでも勉強にはなるだろうが、続かない。つまらないから。では日本語ではどうか?会社の人との会話で「昨日何してた?」という、特に意味もない挨拶みたいな会話をふってもらった時に言いたいことがなければ

「別に・・・ご飯食べて寝た」
「・・・」
終了。

興味を持たれない英会話と同じであります。


「ご飯にさあ、友達からおみやげに貰った納豆が激ウマでまじやばいのよ!いっぱいあるしそのまま食べるのももったいない気がしてオムレツにしたらいいんじゃね?とか思って作ってみたら超失敗してさ、謎の異臭が1時間位消えなくてご近所さんから不審者に思われたかも知んない。あ、納豆まだあるから明日持ってこようか?普通に食べれば美味しいから安心して!」

と、事実を言葉で作り出せば楽しそうな雰囲気になるし、英会話でも情報を足して自分が言いたいことを言える訓練をができれば続くのではないかと。

I eat nattou yesterday. It is very delicious! Do you want to eat it? I will bring natto to you tomorrow!

納豆って何!
えーと豆です。
日本の食べ物で、豆に糸が引いて・・・糸を引くって何よ?どう言えばいいの?絵に描いてみようか?「こんなの」
「なにそれ~!?」
「食べてみればわかるよ!やっぱり明日持ってくるね!」

相手にとっては迷惑かもしれないけれど、食べて美味しくなければ食べさせる必要は無いし、こういう食べ物が昔からあるんだよ、面白いよね、という気持ちを伝えることができればその人にとって印象深い人物になる可能性があり、覚えてもらえるというのは人生の中でかなり重要だと思います。

言葉もきっかけがあればどんどん出てくるものです。それが自分が好きなものに対してだとさらにいっぱい言葉は出てくるはずです。会話もcreateです。創造です。ものを作るのも創造。言葉を創って相手に伝える会話をサラリとこなしたいと、願う今年の部長でした。