部長、ニューヨークに行って思う

部長、NYに行ってきました(そして帰ってきました)。
英語の練習と、現地の空気を感じるためです。

結論から言えば、黙っていては何も起こらない
この一言につきます。

忘れない内に、現地で感じた空気を書き連ねようと思います。

あ、ブログ内の写真、文章を使いたいという方は有料で貸しますのでしげ部までご連絡を。

 

さて。

20数年前、イタリアはフィレンツェにちょいと住んでいたことがあり、その後もヨーロッパに一人で無計画旅行に出かけたりして、まあまあ、海外スキルはあるんじゃないかと勝手に思っておりましたが。

時代は一変しておりますのですよ。以下、ですますが消えます。

 

まずスマホ(とWi-Fi)必須。

カメラであり、ガイドブックであり、地図であり、現地でチケットを買う手段であり、辞書であり、たまに翻訳(あてにならない)もしてくれる。
部長スマホを初めて入手したのは1年前。ほぼ使いこなせない。
使いこなせないならば、いろんなスマホサービスが利用できないので、割高となる。
まあ、それはいい。英語能力もスマホ能力もないから仕方ない。

そして当然、アメリカでもみんなスマホを持っていて、音楽聞いたり、スマホに向かってずっと大声で喋り続けていたり(アレはなんだろう。電話している人もいるけど、明らかに独り言を言い続けている人は単に声を記録しているのか、ネットにアップするためなのか、うーむ、わからん)している。

路上も屋台のお兄さんもスマホ

電車の中でもカフェの中でも路上でも日本と同じく、会話をせずにスマホと語り合っている風景が見られる。

非情に身勝手だが、外人さんにはカフェで語らう風景が似合うしそういう景色が見たいのに、あまりお目にかからない。何だったら広尾あたりのカフェのほうが日本人の思う外国が広がっている。

とはいえ、彼らのコミュニケーション能力はなくなったわけではなく、まだ健在だ。
お店に入れば「hallo. How do you do?」と聞かれる。
日本なら「いらっっしゃいませ」と言われてこちらから「来ました。こんにちわ」と返すことはないが、NYなら他人でも気軽にちょっとした会話をこなす。
スーパーのレジでも、「How do you do?」と店員から言われれば、現地の人は気軽に答えて軽く雑談をこなす。

そんな一部になれたらいいなあと、ろくにしゃべれない部長は歯がゆい思いをした。

よく見るNYのデリ

レジで並んで時間かかるのこのせいじゃないかと怒る気もない。
実際レジではレジ同士がべらべら雑談していても、レジは打ってくれるのでそんなに時間はかからない。

日本で「いらっしゃいませ、〇〇円になります。〇〇円お預かり致します。ポイントカードはお持ちですか?こちらお得なポイントが付くカードとなっております。ご入会いかがですか?ポイントはいかがいたしますか?1,2,3千円と〇〇円のお返しになります。袋おつけいたしますか?お箸ご利用でしたらレジ前のお箸をご利用下さい。ありがとうございました」

なげーーーーーよ!!!

 

ほんと、不要な労働をさせるんじゃないとつくづく思う。

 

現金よりもほぼほぼカード世界。サイン、暗証番号も不要、レシートも出ないところも結構ある。いくら引かれているのかもわかんない世界。

お店のレジカードは自分で操作しないといけないので、やり方がわからないと実に苦労する。
わかればなんということはない。カードを入れてしばらくすると暗証番号入れる表示が出て、そのままカードを動かすなと表示されて、動かしてよか!と、指示が出たらカードを抜く。
たまに、1ドル5ドル10ドルみたいな固定金額が表示されて混乱するが、その時はNOを押せば良いようだ。

かと思えば、地下鉄の自動販売機は時々現金だけ、コインだけ、お釣りはこんだけしか出さないよ、たまにそれすらも出さないよ、って言うわがままぶりを発揮する。

地下鉄は土日のダイヤはガラリと変わる。
「週末はこの駅に電車は止まりません」と、わがままになる。
現地の人も、乗ったはいいが、降りたい駅をすっ飛ばされ「またか」みたいな怒りと落胆振りを見せる人もちらほら。

遅延中というか、各駅停車がなくなるんだよ・・・

土日にNYに発着する便を使う人は、地下鉄は要注意。使う駅が各駅の場合は止まらないと心得よ。(全部じゃないのがまたなんとも・・・)タクシーも渋滞するので要注意。

 

コピー機もカードのみ。
カードを突っ込んで引き抜く。その後コピーを取って枚数分金額がプラスされ、終わったら終了ボタンを押すと、その分がカードから引かれるシステム。
終了ボタンを押さずに帰ると、たぶん次の人が自分のカードで取り放題になる。
ちなみにコピー代はモノクロA3(A3と言うのは日本の規格・海外だと違う)1枚7セントくらいかな?
で、紙質が異常に良かったのは以外だった。そのお店だけの話かもしれない。
コピーとか出力なんかを専門にやってるお店だった。
ちなみに、当然やり方がわからないのでお店の人に聞いたらすごい親切に教えてくれた。

 

そう、基本彼らは親切だ。
こちらから何か尋ねれば、その人の性格なりにちゃんと答えてくれる。
無愛想な性格なら無愛想に。
ごきげんな性格ならご機嫌に。
事務的な性格なら事務的に。
無視されたり無言だったことは、この旅では1度もなかった。

他人に無関心だが、何か尋ねれば答えてくれる

こちらから尋ねなくとも、向かうから話しかけてくることもある。
地図と格闘していたら
「どこに行きたいの?あら、この地図(日本語地図)は私には読めないわ、うふふ」と、柔和に話しかけてくれたご婦人。

「美術館ならあっちだよ。この道のどこを通っても同じとこにつく。入場料は25セントでもいいし、1ドルでも良い。そして1000ドル出しても良いんだよ」と、どこからともなく現れて話しかけてきたご老人。

 

海外で楽しくなれるかなれないかは、コミュニケーション能力によるところが実に大きいと思う。
いや、それは国内でもそうだ。

こちらからアクションを起こせば、それ以上の何かが返ってくる率が高いのも海外の特徴かもしれない。

黙っていては何も起こらない。

 

 

近いうちにかなり有能な自動翻訳が出来ると言われているが、それは事務的なことが便利になるだけで、直に人と会って喋る事が出来なければ、やっぱりつまらないのだ。

夜、一人歩く