「特別展「戦国図鑑-Cool Basara Style-」を見てきた!

埼玉県立歴史と民俗の博物館で只今開催中の「特別展「戦国図鑑-Cool Basara Style-」を見てきました。

今日も最高気温34度と、まったくCOOLじゃありませんが、36度よりはマシだろうと思い切って家を出ました。
多分家を出た時点では32度くらいだったと思います。これならCOOLですね(え?)

最寄り駅の大宮公園、むあッと暑い。
人もまばらな博物館に着きました。入り口では車誘導の警備のおじさん。お疲れ様です。

 

戦国図鑑1

毎度おなじみカプコンと提携しての開催です。BASARAキャラが全面に出張っています。
筆頭、かっこいいです。

が。

肝心の展示内容はといえば、いぶし銀のような真の甲冑好きのための展示です。

なぜBASARAとコラボしたのか、全くそんな必要ないほどに渋い惚れ惚れするような展示内容です。
展示物は撮影禁止のため、写真はありませんが、室町時代の胴がずらずら~~~っと、惜しげも無く並んでいます。入った瞬間「へっ」、と顔がにやけてしまったのです。
展示室中央ガラス張りの展示のため、前も後も見放題です。

まるで背中をメインに展示しているような、甲冑ファンならないて喜ぶ後ろ姿がまるっと見れます。

中でも部長のお気に入りは黒漆塗叶字紋柄最上胴丸です。

解説には背板が34cmととても幅広な珍しい甲冑であるとありました。

確かに背中が広いです。

そこに「叶」の文字が糸縅で入っているのです。

 

中の人を想像すると、惚れ惚れします。
筋骨隆々。俺についてくれば望みは叶うぜ!と言わんばかりです。

 

室山時代の甲冑
これはパンフレットの写真ですが、実物の迫力は全く伝えていません。
ぜひ、見に行って下さい。
色気ムンムンです、と、この企画展のことがツイッターで紹介されていましたが、意味がわかりました。

こりゃあ、まったく色気だらけです。

ここまで、室町時代の甲冑が揃う展示はないのではないでしょうか。
だいたいは江戸時代、古くて安土桃山です。あるいは大鎧のレプリカはよく見かけますね。今回もありました。

 

兜も狭いスペースにみっちり。

美しくも繊細な筋兜のラインがたまらなく好きです。

江戸時代のかわり兜もたくさんありました。

 

 

さて。
伊達家に話を持っていきます。
ご存知、政宗の甲冑は黒漆の鉄の一切の装飾を省いた甲冑です。
甲冑屋さんで売られているレプリカが飾ってありました。もちろん本歌はもっとシャープですが、おおよそこんなふうです。
レプリカ甲冑

 

この鎧は背中に隙がないのも一つの特徴ではないかと考えました。
甲冑の背中
展示物の甲冑は割と背中が開いているように感じますが、単に肩上の支えが棒なので伸びて展示しているだけかもしれません。着用すれば肩幅があるので、展示ほどの隙間は出来ないのだろうし、満智羅で隠れるから問題ないのかもしれないです。

が、伊達家の採用した甲冑は背中も肩上も鉄板のため、型くずれしないので背中がすべて隠れる格好になっています。箱型です。そして脇が結構開いています。脇板も鉄板なので固定されています。小札のように体型に合わせることは不可能です。

 

体に密着していない、少しスペースが有る鎧は、どちらかと言えば大鎧的な要素がある気がします。
箱を着ているので四隅に隙間ができます。胴丸などは体にフィットします。

この差はなにか動作的な意味があるのか、関係ないのか。
大鎧は騎馬戦で、かつ、弓を武器とするために発達した形だといいます。
政宗の甲冑は鉄砲に特化した形、とかあるんでしょうか?

 

実際に着て騎馬や鉄砲や徒歩で戦ってみれば何かわかるのかもしれないですが、戦いませんしねえ・・・。

なんかまたテキトーなことを言っている気もするので、この辺でやめておきます。

 

で、博物館に話を戻します。
入るとすぐに筆頭の銅像があります。
これがまた、思った以上に出来が良くて惚れ惚れしました!
BASARA伊達政宗騎馬像1

BASARA伊達政宗騎馬像2
背中!

BASARA伊達政宗騎馬像
横顔!

 

もうね、仙台駅に永遠に置いといて欲しいです。
兜のシコロや腕の鎖帷子、刀の鍔のギザギザとか、細部にもすごいこだわりようで・・・。本当に素晴らしい出来です。
BASARA筆頭のデザインはどうあっても好きな部長です。

BASARAデザインの墨絵も展示していました。
こっちは撮影OK。

片倉小十郎墨絵
小十郎です。
月に絡んでいます。
どういうふうに捉えつかはあなた次第!

 

 

史実は史実、漫画は漫画。どっちも愛してやまぬのです。

 

さて、もうひとつ、大好きな作品が展示されていました。

野口哲也さんの武将です。

野口哲也

 

去年展示会で見てめちゃくちゃ惚れました。甲冑の全てを知り尽くしているのでしょう。それ故のパロディが本物かと錯覚を起こすほどにユニークで戦国の甲冑の的を得ている云々、部長が評価するのはおこがましいので、ご存じない方は本、売ってますのでぜひ~。
野口哲哉ノ作品集 「侍達ノ居ル処。」

 

なんだかんだで、とっても良い展示でした!

暑いけどお出かけ、おすすめします。