歴史を学ぶということ

「地域振興の鍵は歴史にあり!」と銘打った、アキバカルチャーと歴女視点で語るという講座に行ってきました。

講師はよく知る磯部深雪嬢。だて部でも一緒に活動している歴女仲間です。
だて部
だて部HP
http://datebu.everyday.jp/

 

タイトルはなんだかめんどくさそうなお硬い感じですが、ぶっちゃけると、

「自分とこの住んでいる土地の歴史は知っておけ!」
「土地のことを知らないと、他から来た人はがっかりする」
「自国の神話を忘れた民は例外なく滅ぶ」「戦後、日本では神話を語らなくなった」
「歴史学と言う固い囲いだけでなく、ゲーム、アニメで興味を持つところから歴史を学ぶきっかけは大事」
「例えば真田幸村という歴史上の人物はいつ、どういう形で知ったか?真田十勇士という架空の物語ではなかったか?ドラマではなかったか?」
「刀を擬人化したゲームがブームで、訝しんでいる人も多いが、鳥獣戯画など擬人化ははるか昔からあったし、歌舞伎や講談、浮世絵などで面白おかしく歴史を脈々と庶民にも伝えてきた」

「ゲームなどから始まった昨今の歴史ブームで、歴史を学ぶ裾野が広がった。100年自国の神話を語れなくなる期間が続くと民族は滅ぶ。今ならまだ間に合う」

 

という、オタク文化が壮大なところまでつながっていったのです。
もちろん、オタク文化だけが歴史好きを産んだわけではないですが、切り口として面白いです。

自分が聞いて感じた意見なので、言いたかった趣旨と外れているかもしれません。
以下、全くの自分が感じたことです。

 

 

 

かくいう部長も漫画とアニメから歴史に入りました。
漫画、アニメ、ゲームから入った歴史好きは低く見られる傾向が未だにあります。

が、昔から親しみやすいように絵巻にしたり、その時代時代で伝えやすい方法で今に繋がり、その絵巻は国宝になっていたりします。

当時の人からすれば、今の漫画みたいなもんだったかもしれません。

 

ポップな気持ちで歴史が好きという層と、こういった傾向を嫌う層が乖離して対立しても意味は無いと思うのです。
どちらも必要だと思うのです。
恐れているのは「ミスリード」「マナーの悪さ」でしょうか。

歌舞伎や講談のおかげで、史実は間違った形で伝わっているのもまた事実。
ゆえに古文書の解読や専門書も必須。

マナーの悪さ、には確かに困ります。
自分もどこかで良くない行動をとったかもしれません。
マナーを知らないなら、知らない層に向けてどんどん発信していこうというのも今回の講師、磯部さんの仕事です。実際、少しずつですが彼女は行動し、発信し続けているのです。

で。

最終的にきちんと学ぼうとする姿勢の人口が増えれば、入り口は広いほうが良いという考え方です。

 

具体的な地域振興のやり方に関する話はありませんでしたが、参加者の意見として
「地元の人達が本当にやる気を起こして自らの土地をアピールしないと、いくら外部であれやれこれやれ言っても通じない」
「流行りに乗っかってゆるキャラ作っときゃいいだろう的な、目的と責任がないことを展開しても失敗する」
「アピールするということは、何があったのかまずは歴史をちゃんと知っておかないとダメ」
「とにかく子どもたちに地元の歴史を啓蒙する」
「お祭りでは、主催者と参加者とお客さんのコミュニケーションをとる」
「お祭りに行ってもつまらないと感じるのはコミュニケーション不足によるもの」
「お祭りの成功は規模の大小ではない」

みたいな事があり、私もいつくかのべました。エラそうですね。言うは易し、です。

なんにせよ、歴史は知っておいたほうが良いです。
それがたとえ都合の悪いことであっても。

 

 

あ、そうそう。例えばアイヌの歴史、「こいつらも相当エグいし汚い」という断片を知ってから俄然面白くなりました。
それまでは北海道の観光化された「神と近い存在」みたいな、神聖化されたイメージしかなく、全く興味がありませんでした。
が、彼らは金儲けもするし、戦もするし、賢く立ち振る舞うし、ロシアと本土の橋渡しなど生き残るための戦略を知ると、生活の様子に厚みが出て来るわけです。

人間は汚い部分も大好きですよね。

日本の神様は汚いこともいっぱいです。
ぼおるぺん古事記

神話が面白く読める「ぼおるぺん古事記」こうの史代著がめっちゃおすすめです。

 

学ぼうとしなくて良いんです。
面白いから本を読む、ゲームをする、で、良いんです。

それがいつか、真実の断片となって、積み重なって、興味が出れば分厚い専門書を紐解けば良いのです。
でも部長にとっては分厚い専門書が最終地点ではないのです。
自分の引っかかるポイントを汲みとって、分解し、再生し、想像し、モノ作りをし、ニンマリすることこそが真の目的なのです。

学んだ歴史は副産物です。この副産物は実に人生を豊かにしてくれます。

 

歴史とは全く関係ないクソアニメも大好きですし~~~!!!
大好きですしぃぃぃ!!!!(大事なことなので2回言いましたよ!)

 

そんなこんなで、興味は飛び火しながらも、やがて何かが生まれるのです。
無駄も積み重ねれば何かの形になるのです。

あれ?また最初のテーマが回収されないまま終わったね!

 

 

歴史知っておくと意外と人生楽しいよ、ってことだ!