岩出山の甲冑教室
めちゃくちゃいい天気の中、宮城県は岩出山で甲冑教室がありました。
そうです、岩出山といえば政宗ですよ!伊達政宗ですよ!
岩出山城ですよおお!!!

これは冬の岩出山城。登城途中、雪の坂道で転がり落ちそうになりました。
1591年から1603年まで伊達政宗の本城として使用していました。
しかしこの時期、政宗及び主だった家臣は秀吉に従い、大阪とか京都にいます。
岩出山城の一大イベントとしては、秀吉の朝鮮出兵に従い政宗も兵を出し、この岩出山から出発したことでしょうか。
なんと、地元小学校の校歌にこのことが盛り込まれているのだそうです。
しかし歌っていた時は何のことやら意味不明だったと。
おっと、甲冑教室の話です!
今回は地元の企業や店舗などが、政宗公まつりに甲冑を使ったイベントで地元熱を大いに高めようという目的で始まりました。
まずはざっと説明。
作る甲冑が決まっている場合は時間的なこともあり、早々に制作に入るのですが、今回はそれぞれがアピールしたい甲冑を自由に作るのが目的です。
どういう形を作りたいのか説明しつつ、ですが、実際作りだしてみないとわからないのですよね。
ゆえに、紐の通し方など基本的なことだけ練習してもらって、実践!
わからないものを作るには、まずは手を動かすのみ!
あれ?最初の写真に比べて人が減った!
やめちゃった?
いえいえ、ノンノン、会場は広いので・・・
しげ部甲冑教室名物、地べた制作です!
なんだかんだでこれが一番楽なんですよね。
そこに岩出山の非公認ゆるキャラ、「岩出山おっち」君が特別参戦!!!
もっふ~ん。
思わずスリスリする部長。
「岩出山おっち」君とは、大崎家家臣のち伊達家へ仕えた落ち武者くん(妖怪)。2011年の大震災で目を覚まし、仙台などでも色々なイベントでみんなに笑顔を届ける、かりんとう好きな妖怪です。
岩出山おっち(落ち武者くん)ツイッター
https://twitter.com/otimushakun
実は以前から交流はあるのですが、それはまたの話。
甲冑教室の講師でありますが、甲冑を活用したイベントの提案とか歴史の活用とか、
出来る限りの手伝いさせていただきます。
甲冑を作るのは単なる手段、目的こそが大事なのです。
甲冑は、あくまでも「きっかけ」に過ぎません。
大事なのは活用して、イベントなどをいかに盛り上げるか、です。
難しいです。
甲冑を作ることよりも遥かに大変です。
でも何もやらないよりは、アクションを起こした時点で意志の表明ができます。
しげ部ではそういうことも含めたお手伝いもしていきたいのです。
自分がそういう意識に変わっていったのです。
人は変わっていきます。
何かを始めれば、変わっていきます。
それはとても面白いことなのです。