年末におすすめする漫画

しげ部なんだから、伊達家に関する本をおすすめするのかとおもいきや。

 

本屋さんでふらりと手にとった
「説経小栗判官」近藤ようこ
が、実に面白く、

カバーに推薦があった本を翌日、買いました。
「五色の船」原作津原泰水・漫画近藤ようこ

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小栗判官は架空の人物を主人公にした中世以降に成立した物語。
五色の船は原作は未読だが、漫画のあらすじは戦時中、今でいう身体障害者が集まり見世物小屋で働きながら生活していたが、架空の動物を買い付けて一儲けしようとしたが、、、。

どちらも、現代人の感覚ではない、おそらくその当時の倫理観で描かれているのがなんとも不気味で心地よくじわりとしみてくるのです。

歴史を調べていると、1000年前と200年前でも本質はそう変わらない気がして、明治に入っても特別変化したとも読み取れず、戦後、昭和30年ころから一気に様変わりしたような気がします。

今はなき杉浦日向子も、現代の視点からみた江戸ではなく、江戸の視点で見た江戸の話を描いていた稀有な作家でした。

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一体どうすれば感覚そのものを遡れるのか。

いや、まあ、そんなことより、読んで下さい。

 

このたぐいの天才の書物を読むときは、考える必要なんてないんです。