人形とジオラマ
さて。
部長は人形作家でもあります。
たかせひとみ
という名前で、アート活動をしています。
今回は人形を制作し、ジオラマセットを組んで撮影、写真を納品するお仕事を受けました。
写真は無事納品完了。
後は印刷されて店頭に並ぶのを待つばかりです。
出来上がりや詳細は、今しばらくお待ちください、というところです。
なので、以前作った人形アニメの撮影の裏話など。
人形作家たかせひとみの作品には町のジオラマと人形をストーリー仕立てにした「立体絵本」と呼んでいるオブジェがいくつかあります。
一部を「たかせひとみ人形博物館」に載せているので、ご覧ください。
これらの作品は壁や道路、床、天井、などが全てバラした状態で保管してあり、組み立てると町が出来上がるのです。
こういう背景を作ってセットし、物語の役者を作るのです。
出待ちの役者はいたるところに。
カメラで撮ります。
別のシーンもセットを組み替えて撮影します。
ドラマの大道具と同じです。
背景となる壁を組み立てて部屋にしたり、町にしたり。
で、完成させた人形ムービーがこれ。
コマ撮りクレイアニメを一人で作るケースは有りますが、どれも数年かけて完成させます。
これは自分で人形を移動させたりしたコマ撮りではないムービーで、短期間で作ったものゆえかなり荒いですが、楽しゅうございました。
手伝ってくれたり音楽を提供してくれた友人には今でも感謝です。
5,6年前にデジタルコンテストに出品するも、落選したのです。
その後甲冑などに忙しく、そもそも作るスペース、保存スペースがないのでジオラマは作ることはなくなりました。
しかし愛しているのです。
眠らせるだけではダメです。
たかせひとみのジオラマ作品を展示したい美術館の皆様、ご依頼お待ちしております。
というか、売り込む所存です。
ああ、いつかやろうと眠らせていたが、叩き起こすとやることが増える増える。